はじめまして。
都内のSES企業に努める営業2年目の中村と申します。
今回は私がSES営業としてバリバリになるべく、「基本情報技術者試験」を受検して合格するまでのお話をお伝えします。
※私は2019年秋に受けたので2019年版のお話をしますが、2020年から内容が少し変わっていると聞いています。
目次
プログラムが大苦手、文系出身・IT未経験者の私でも合格できた
会社に入るまでIT技術には全く縁がなく、
ITに触れた経験といえば入社後の研修でVBScriptをちょっとやったくらいです。
あとは、大学の講義でPythonを少しやりましたが、全部レジュメのコピー&ペーストなので1ミリも習得できておらず…。
ですが、勉強するポイントさえ正しければ非エンジニアでも合格できますので、
「興味はあるけどたくさんの時間を確保できない」というお忙しい方や
「手っ取り早い勉強法を知りたい」という(私みたいな)横着な方に読んでいただけると嬉しいです!
※以下のお話は、「合格」を第一に目指しているので体系的な知識の習得には合わない部分もあると思います。ただ、まずは合格を目指すことで、技術用語に親しみを感じられるようになったので、とっかかりとしては悪くないかなとは思います。
受験してよかったこと
・技術用語が少しだけ怖くなくなった
・イメージが湧きづらい用語でも、大枠は知ることができた(DBとか、SQLとか、ネットワークとか)
(・資格手当の対象だからお小遣いが増えた)
勉強のポイントは3つ!!
1. テキストは分厚いが、さらーっと流し読み。なるべく早く過去問題集に取り組むべし。
2. 用語やSQL、表計算の式などは、過去問を解いて頻出するものから覚える。
3. 午後問題:選択問題は簡単と言われている分野の問題を選ぶ。勉強はその分野に絞る
使った教材
・テキスト:「キタミ式イラストIT塾 基本情報技術者」
・過去問題集:「かんたん合格 基本情報技術者 過去問題集」
勉強スケジュール(理想編)
次に、勉強スケジュールのご紹介です。(いかに計画を守れない人間なのかがバレる・・・。)
8/11:スタート、試験日まで10週間。基本情報の勉強時間の目安が200時間だとネットで見たので平日2時間、土日は5時間取り組む計画に。
~8/31(3週間):テキストでインプット完了。
~9/28(4週間):午前問題の一問一答で正答率80%めざす。その為に「基本情報ドットコム」と、過去問題集の直近3~5年分の春&秋を2回ずつ解く。
~10/20(3週間):午後問題の答えの出し方、パターンを習得。 過去問題集を3~5年分の春&秋を解きまくる。
強スケジュール(現実編)
8/11:テキストを開き始める。テキストを1周読んで最低限の知識をインプット。
~9/14(5週間):やっとテキストを1周読み終わる。当然一度で知識をインプットできるはずもなく、不安and焦り。
~10/5(2週間):過去問題集で午前問題を解く。3年分の春&秋の問題を、かろうじて1周。2回ずつ解く予定だったのに。。
~10/12(2週間):ひとまず午後問題に手を付ける。2年分の春&秋の問題を、かろうじて1周。全く刃が立たないし、解答・解説は何を言っているかわからないし、、不安and焦りand諦め。
~10/19(1週間):ひとまず、過去問題集で間違えた問題を中心に解き直し。
→頻出のキーワードや表計算の式を紙に書いて暗記。暗記。暗記。
10/20:試験当日。ドキドキ。
受検の手ごたえはいかに・・・
合格ラインは、「午前・午後問題ともに60%以上の正解率」なのですが、前日時点での正解率はこんな感じでした。
午前問題:55%
午後問題:38%
ひ、ひどい…。
当日の成績は、午前・午後問題どちらも60数%だったのでギリギリではありましたが、「頻出のキーワードや表計算の式を紙に書いて暗記、暗記、暗記。」が効果あったようでした。
午前問題は正直カンが当たった部分もありますが、午後問題は当日落ち着いて問題文を読めば意外と解けた記憶です。
受検ノススメ
選択問題どれを選んだか、については、2020年度の試験から問題構成が変わると聞いたので今回は書いていないです。
正直、基本情報技術者試験での知識がすぐに業務に活かしきれるかというと怪しいです。
ですが、「最低限なにか勉強したい」と思ったときに勉強の成果が形になるので受験をオススメします!
まずは申込みから!!
IPA 独立行政法人 情報処理推進機構
基本情報技術者試験 特設サイトへ
https://www.jitec.ipa.go.jp/